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Aug
14
8月4~6日、2023年MotoGP第9戦イギリスGPが行われました。後半戦の緒戦はセッションのフォーメーションが変更されたり、新空力パーツを投入したチームもありました。 そんな2023年のMotoGPについて、1970年代からグランプリマシンや8耐マシンの開発に従事し、MotoGPの創世紀には技術規則の策定にも関わるなど多彩な経歴を持つ、“元MotoGP関係者”が語り尽くすコラム第14回目です。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ –5週間の長い夏休みが終わって、やっとMotoGPが戻ってきましたけれど、イギリスGPはどんな印象をもたれましたか? 悪天候のせいなのか分かりませんが、個人的にはガラッと景色が変わってしまった感じがしました。 う~ん、なんて言ったらいいのかな。今回のレースは主催者側としては大成功と捉えているみたいだね。その証拠に、motogp.comではThe telegraphの記事を引用して、unpredictable(予測不能),...
Aug
14
メルセデスF1のチーム代表トト・ウォルフは、アルファタウリから放出されたニック・デ・フリースは、彼の価値を証明するための時間をもっと与えられていれば、レッドブルの正式なシート候補になり得たと考えている。 デ・フリースは、2022年F1イタリアGPでウイリアムズから輝かしいデビューを飾った後に、アルファタウリのシートに昇格したが、わずか10戦でレッドブルから放出され、ダニエル・リカルドが後任としてチームに加入した。28歳のデ・フリースは、チームメイトの角田裕毅と比較すると常にパフォーマンスが下回っていたが、彼には才能を証明する時間がもっと与えられるべきだったと多くの人々が考えている。 2022年にメルセデスのリザーブ兼開発ドライバーを務めていたデ・フリースは、シーズン中ずっとチームに同行する一方で、メルセデス、アストンマーティン、ウイリアムズでFP1に起用された。...
Aug
14
ザウバーのジュニアドライバーであるテオ・プルシェールがF1にステップアップするという話が出ているなか、アルファロメオの周冠宇はF1の休暇中にチームにおける自身の将来が明確になることを望んでいる。 バルテリ・ボッタスとチームとの契約は2024年まで確保されているが、周とチームとの契約の期限は今シーズン末だ。現在F1で2シーズン目を迎えている周は、経験豊富なチームメイトと肩を並べる好成績を収めている。しかしふたりともC43の効率の悪さに対処しなければならない状況にある。 ザウバーは徐々に将来のアウディのアイデンティティーへと移行しつつある。チームはドライバーラインアップを変えずに維持したいと表明しているが、周が2024年も残留できるかどうか現時点では確定していない。周は、プルシェールの潜在的な脅威にもさらされている。アルファロメオの才能あるリザーブドライバーであるプルシェールは、FIA F2選手権であと3ラウンド6レースを残すところ、現在首位に立っている。 しかし周は自身の優先事項に集中しているため、プルシェールについてはほとんど考えていないと認めている。...
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