ピアストリがスプリントでF1初勝利「ソフトタイヤ勢にやられてしまうかと、一時は心配した」マクラーレン/F1第18戦

Discussion in 'News and Articles' started by Auto News, Oct 7, 2023.

By Auto News on Oct 7, 2023 at 11:06 PM
  1. Auto News

    Auto News Moderator Staff Member

     2023年F1カタールGPの土曜スプリントで、マクラーレンのオスカー・ピアストリは1番グリッドからトップでチェッカーを受けた。F1でのトップフィニッシュはこれが初めて。マクラーレンにとっては、2021年イタリアGPでダニエル・リカルドが優勝して以来のことだった。

     ミディアムタイヤを履いて1番グリッドからポジションを守って走り出したピアストリだが、ソフトタイヤのジョージ・ラッセル(メルセデス)に抜かれ、2番手に。しかしレース後半、ソフトタイヤ勢のペースは落ち、ミディアム勢が有利になるなか、ピアストリはラッセルを抜いて再びトップに立ち、後方から追いかけてくるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を抑えきってフィニッシュした。

     ランド・ノリスは3位を獲得。ピアストリ同様ミディアムタイヤを履いたノリスは、周囲のソフトタイヤ勢にスタートでかわされ、6番手まで落ちてしまう。しかしレース後半、タイヤを生かしてポジションを取り戻していき、フェルスタッペンの後ろの3位まで挽回した。

    ■オスカー・ピアストリ(マクラーレンF1チーム)
    スプリント・シュートアウト=1番手(SQ1=7番手1分25秒979:ミディアムタイヤ/SQ2=8番手1分25秒496:ミディアムタイヤ/SQ3=1番手1分24秒454:ソフトタイヤ)
    スプリント=1位(1番グリッド/タイヤ:ミディアム)
    .
    2023年F1第18戦カタールGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

     すごくハッピーだ。緊張を強いられるレースだった。スタートでソフトタイヤ勢が良い蹴り出しを見せたから、これは困ったことになるぞ、と思った。でも彼らのタイヤはあっという間にだめになったので、結局は問題なかったよ。

     今日はセーフティカーは僕の味方をしてくれた。マックスが後方からポジションを上げつつあったんだ。でも僕たち自身のペースも悪くなかった。今日のスプリントレースでは、タイヤをうまく管理して走らなければならず、他のコンパウンドを履いたマシンに対処する必要もあった。それをうまくやってのけたから、とても満足している。

     マックスが2番手に上がった時、ポジションを守るために必死に努力する必要があった。でもペースはよかったし、タイヤをうまく持たせることもできた。そうして、スプリントでの初の勝利を挙げることができたんだ。最高の気分だよ。今日は、明日に向けて学ぶという要素もあり、そうして得たデータは重要になるだろう。

     最後になったけれど、3回目のタイトルを獲得したマックスにおめでとうと言いたい。素晴らしい成果だね。
    .
    2023年F1第18戦カタールGP スプリントウインを果たしたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)

    ■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
    スプリント・シュートアウト=2番手(SQ1=3番手1分25秒672:ミディアムタイヤ/SQ2=1番手1分24秒947:ミディアムタイヤ/SQ3=2番手1分24秒536:ソフトタイヤ)
    スプリント=3位(2番グリッド/タイヤ:ミディアム)
    .
    2023年F1第18戦カタールGPスプリント オスカー・ピアストリとランド・ノリス(マクラーレン)

     まずは、スプリントで勝利を挙げたオスカーと、3回目のタイトルを獲得したマックスに、おめでとうと言いたい。

     僕にとってはタフなレースだった。スタートが悪かったためにすべてが難しくなってしまった。とはいえうまく挽回できたと思う。楽しいバトルがあり、オーバーテイクをうまく成功させて、最終ラップでジョージの前に出た。きついレースだったけれど、チームがまたポディウムを獲得できたのは素晴らしいことだ。

     今週末、オスカーは最高の仕事をしている。僕はたくさんミスをしたけれど、彼はミスを犯すことなく、状況をうまく活用している。彼の方が良い仕事をしていると思う。本当に素晴らしいね。






    .
     

Comments

Discussion in 'News and Articles' started by Auto News, Oct 7, 2023.

Share This Page