17SS中16SSで最速。独走の“ロシアン・ロケット”がシーズン最終戦を制覇/ERC最終戦

Discussion in 'News and Articles' started by Auto News, Nov 24, 2021 at 9:26 PM.

By Auto News on Nov 24, 2021 at 9:26 PM
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     第7戦ラリー・ハンガリーでアンドレアス・ミケルセン(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ/トクスポーツWRT)が初のシリーズチャンピオンに輝き、すでに2021年のタイトル争いが決着したERCヨーロッパ・ラリー選手権は、11月19~20日に最終戦となるラリー・イソラス・カナリアスが開催された。

     カナリア諸島の中心部でもあるグラン・カナリア島を舞台に繰り広げられるこの名物イベントでは、前戦を「資金問題のために欠場することを余儀なくされ」ていた、2冠王者の“ロシアン・ロケット”ことアレクセイ・ルカヤナク(シトロエンC3ラリー2/サンテロック・ジュニア・チーム)が全17SS中16ステージを制覇する愛称どおりのスピードを見せ、有終のシーズンフィナーレを飾っている。

     ハンガリー勝者のマッズ・オストベルグ(シトロエンC3ラリー2/TRTシトロエン・ラリーチーム・ハンガリー)や、新チャンピオンのミケルセンらが不在のなか、初日から存在感を見せた休養明けのルカヤナクは、SS2こそタイヤウォールのシケインカットで10秒加算ペナルティを受けるものの、2018年と2020年のERC王者であることを存分に見せつけるドライビングで、初日9つのステージのうち8つでベストタイムをマーク。オーバーナイト・パルクフェルメを前に32.6秒ものマージンを構築した。

    「今日はただただハッピーだった。おそらく、僕のラリーキャリアの中でも最高に楽しい1日になったんじゃないかな」と、初日の好結果を振り返った“ロシアン・ロケット”ルカヤナク。

    「クルマもピレリタイヤも本当に良い感じで、心からドライブを楽しんだ。これを実現させてくれたすべての人に感謝したいし、ペナルティにも関わらずほぼ完璧な結果になった。こんな“スーパー・パッケージ”を提供してくれたチームとピレリ、そしてシトロエンに感謝したい」
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    第7戦を「資金問題のために欠場することを余儀なくされ」ていた2冠王者“ロシアン・ロケット”ことアレクセイ・ルカヤナク(シトロエンC3 Rally2/Saintéloc Junior Team)
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    Team MRF Tyresのシュコダをドライブしたシモン・カンペデッリは4位でフィニッシュ
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    スペイン期待のエフレン・ヤレーナ(シュコダ・ファビアRally2 Evo/Rally Team Spain)は終始2番手でラリーを進めた

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     そのルカヤナクの背後2番手にはエフレン・ヤレーナ(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ/ラリーチーム・スペイン)が続き、3番手にはカナリア諸島のチャンピオンであるエンリケ・クルーズ(フォード・フィエスタ・ラリー2)が追うトップ3で夜を越すこととなった。

     明けたレグ2もオープニングのSS10からルカヤナクの勢いは衰え知らずで、SS14のみニル・ソランス(ヒュンダイi20 R5)と同タイムで首位を分け合った以外は、全ステージ制覇という盤石のラリーを繰り広げる。最終的に全17SS中16ステージを勝ち獲り、スペイン出身のヤレーナに対し52.3秒という圧巻の大差をつけ同ラリー通算4勝目を飾ってみせた。

    「今日の僕らは後退せず、つねにペースを上げていくことができた。クルマのセットアップは良く、タイヤはうまく機能していたから、なんの不安もなかったよ。素早く確実にペースノートを読み上げてくれたアレクセイ(・アルナウトフ/コドライバー)に感謝したい。僕自身、一貫性とペースに満足しているし、ほぼ完璧な週末だったね」

     一方、2位に入ったヤレーナの結果により、彼のナビを務めるサラ・フェルナンデスが、コドライバーとして史上初の女性ERCチャンピオンを獲得。3位にはレグ1最終ステージのベスト奪取で唯一ルカヤナクに“土をつけた”ミコ・マルチェク(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ)が続く表彰台となった。

     また、スズキの現地法人であるスズキ・モーター・イベリカが製作したラリー2キット採用の『Swift R4lly S(スイフト・ラリーS)』で、2021年のERC2クラスを戦ってきたハビエル・パルドは、初日SS2の電源トラブルで大きくタイムロスを喫したものの、終わってみれば今季通算6度目のクラス優勝を挙げ、デビューイヤーで見事にERC2タイトルを獲得している。
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    初日の最終ステージで唯一、ルカヤナクの牙城を崩したミコ・マルチェク(シュコダ・ファビアRally2 Evo)が3位に
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    2位に入ったヤレーナの結果により、彼のコドライバーを務めるサラ・フェルナンデスが、史上初の女性ERCチャンピオンを獲得した
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    デビューイヤーでERC2タイトルを獲得したハビエル・パルドの『Swift R4lly S(スイフト・ラリーS)』

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