ル・マン24時間開幕もフリープラクティスは荒れ模様。可夢偉駆る7号車トヨタがトップタイム

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By Auto News on Jun 12, 2019 at 12:03 PM
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     第87回ル・マン24時間耐久レースは現地時間16時から4時間のフリープラクティスが行われ、マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組7号車トヨタTS050ハイブリッドが3分18秒091でトップタイムをマークした。2番手にはSMPレーシングの11号車BRエンジニアリングBR1・AERが、3番手にはレベリオン・レーシングの3号車レベリオンR13・ギブソンがつけた。

     いよいよ2018-19シーズンのWEC世界耐久選手権の最終戦となる第8戦ル・マン24時間のレースウイークの走行が始まった。TOYOTA GAZOO Racingの連覇はなるのか、そして各クラスの優勝争いなど多くの見どころがあるレースだが、この日のル・マンは朝から曇天模様で、頻繁に雨が降り出す天候。16時のフリープラクティス目前も強い雨が降った。

     そんななか、走行開始直前に雨は止み、路面が乾きはじめるなかでセッションがスタートしたが、序盤はコンディションが悪いためか、すぐにピットインするマシンも多く、静かなフリープラクティスの始まりとなっていった。

     その後は少しずつコースインするマシンが増えていくが、コースが長いサルト・サーキットだけに、場所によって雨が降り路面が濡れている場所が出てくる。開始1時間過ぎには、今回初参戦で交代したばかりだった、デンプシー・プロトン・レーシングの88号車ポルシェ911 RSRをドライブする星野敏が、濡れた路面でロックしてしまいコースオフ。わずかにバリアにヒットし、グラベルにストップしてしまう。

     また、ミュルサンヌでは可夢偉がドライブしていた7号車トヨタTS050ハイブリッドがコースアウト。こちらはクラッシュは免れたが、さらに同じ場所で木村武史がドライブしていたカーガイ・レーシングの57号車フェラーリ488 GTEがスピンオフ。こちらもわずかにリヤを接触してしまうなど、日本人ドライバーにアクシデントが続いてしまう。

     そんななか、開始から1時間30分過ぎというところで、トレイシー・クローンがドライブしていたデンプシー・プロトン・レーシングの99号車ポルシェが、ユノディエールのふたつのシケインの間でフロントから激しくクラッシュ。パーツが飛散し、ガードレールもダメージがあったことから、赤旗中断となった。幸いクローンは意識はあるが病院に搬送され、99号車ポルシェは大きく車両を破損してしまった。

     さらに赤旗中断中、サルト・サーキットにはメインストレート周辺を中心に雨が降り出してしまう。セッションは長い中断を経て現地時間18時24分に再開されるが、コースは場所によって水量が違う難しいウエットコンディションとなってしまった。

    ■セッション終盤はふたたびドライコンディションに


     セッションは残り1時間を切り、ふたたび路面が乾きはじめたが、少しずつタイムも上がりはじめる。それまで3号車レベリオンがグスタポ・メネゼスのドライブで3分19秒960をマークしトップにつけていたが、残り18分でストフェル・バンドーン駆るSMPレーシングの11号車が3分19秒931をマークしトップに躍り出た。

     2台のトヨタTS050ハイブリッドは、終盤まで3〜4番手だったものの、残り8分で小林可夢偉駆る7号車トヨタが3分20秒082をマーク。さらに、チェッカー2分前に可夢偉は3分18秒091までタイムを縮め、トップタイムを更新した。また、中嶋一貴駆る8号車トヨタもセクタ1〜2を自己ベストを更新しながら走行していたものの、コースアウト車両がありイエローフラッグが出され、ベスト更新はならなかった。

     最終的にこのフリープラクティスのトップタイムは7号車トヨタという結果に。SMPの11号車BR1が続き、3号車レベリオンR13というトップ3に。チャンピオンと連覇がかかる8号車トヨタは4番手でフリープラクティスを終えた。

     LMP2クラスは、ポール・ラファーグ/ポール・ラウプ・シャタン/メモ・ロハス組アイデック・スポーツの48号車オレカがトップタイム。混戦のLM-GTE Proはローレンス・バンスール/ミカエル・クリステンセン/ケビン・エストーレ組91号車ポルシェがトップタイムをマーク。94号車ポルシェ、71号車フェラーリ、66号車フォードと続いた。

     LM-GTE Amクラスはデンプシー・プロトン・レーシングの77号車ポルシェがトップタイム。星野が乗り込むデンプシー・プロトン・レーシングの88号車は、車両修復後ふたたびコースインし、3分56秒282というベストタイムで5番手につけた。星野もふたたびチェッカー間際に乗り込み、習熟を重ねている。

     木村とケイ・コッツォリーノが乗り込むカーガイ・レーシングはこのセッションは9番手。石川資章が乗り込むMRレーシングは10番手でプラクティスを終えた。

     ル・マン24時間はこの後、現地時間22時から予選1回目が行われる。
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    SMPレーシングの11号車BRエンジニアリングBR1・AER
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    3号車レベリオンR13・ギブソン
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    91号車ポルシェ911 RSR
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    94号車ポルシェ911 RSR
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    デンプシー・プロトン・レーシングの88号車ポルシェ911 RSR
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    カーガイ・レーシングの57号車フェラーリ488 GTE
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    MRレーシングの70号車フェラーリ
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    アイデック・スポーツの48号車オレカ
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    AFコルセの71号車フェラーリ

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