PACIFIC RACING TEAM 2018D1グランプリ第8戦TOKYO DRIFT レースレポート

Discussion in 'News and Articles' started by Auto News, Nov 8, 2018.

By Auto News on Nov 8, 2018 at 1:02 AM
  1. Auto News

    Auto News Moderator Staff Member

    2018年11月7日(水)
    2018 D1GP Rd.8 TOKYO DRIFT レースレポート

    【2018D1GP最終戦】野村謙、村山悌啓両選手が出場!!


     PACIFIC RACING TEAM(名古屋市東区)は、11月3日に開催されたD1GP Rd.8「TOKYO DRIFT」(お台場特設会場:東京都江東区)にカーNo.3野村謙選手・カーNo.14村山悌啓選手の2台体制で参戦した。

     今大会は、今シーズン最後のレースとなる。両選手共に万全の体制でレースに挑んだ。

     特に野村において今大会は、D1ラストランとなるレース。D1GP創成期からドライバーとして活躍しており、今年でドライバー暦は18年目となっている。多くのファンが見守る中、最後の走りを披露した。

     今回もPACIFIC RACING TEAMは産学連携を行うNAC(中日本自動車短期大学 岐阜県坂祝町)と共に大会へ参加した。NACの学生がピット研修生としてチームに帯同し、野村のラストランを見届けた。

    ■2018 D1 GRAND PRIX SERIES Rd.8 TOKYO DRIFT


    コースコンディション:ドライ
    PACIFIC RACING TEAM DUNLOP 野村 謙選手(車両:NAC R34 DUNLOP BRIDE)
    最終成績:単走決勝敗退(17位)

    ■レポート


     今回の舞台は、お台場の特設コースだ。今シーズン限りで引退を発表している野村にとっては、まさにこのラウンドがD1最後の大会となる。

     野村は、前戦で不調だったステアリングラック、パワステポンプを始め、前後のサスペンションメンバーを交換する等してマシンをリフレッシュ。また、リヤに荷重がかかりやすいようにサスペンション等のセッティング変更をしてきた。

     このラウンドに出走できるのは、前戦までのポイント順位の上位24名のみ。また出走台数が絞られているため、予選は行われず、競技は土曜日開催の単走決勝からスタートすることになる。

     前日の金曜日には2回の公式練習が行われた。野村の1回目の練習走行ではクルマが跳ねすぎて非常に乗りにくいことが判明した。通常のサーキットと比べて路面の凹凸が大きいお台場の特設コースに、足まわりのセッティングが合っていなかったのだ。そこで、フロントのスタビライザーを外し、ダンパーの減衰力も柔らかく調整するなどして対処。2回目の練習走行を迎えた。しかし、今度はすぐにパワーステアリングの配管に不具合が生じてピットイン。これで金曜日の練習は終わってしまった。

     競技本番となる土曜日。この日も朝に一度、チェック走行がある。野村のマシンはその走行時にデフのサイドフランジを破損。またしても、ほとんど走行できないまま単走決勝本番を迎えることになった。

     第1走者の野村、1本目の走行は94.01点。上位8名には入れず、2本目の走行にまわる。2本目の走行では、少し逆振りを大きめにして進入。ドリフト角度はやや浅めだったが、飛び込みでの振りの鋭さなどで点を稼ぎ、最後の外周では、かつての『白煙番長』というニックネームを彷彿とさせる濃いタイヤスモークを見せてくれた。得点は1本目を上まわる95.89点。高得点ではなかったものの、この日は全体的に得点が低調で、最後の走者である藤野選手が走るまで、野村は単走通過圏内ギリギリの8位を保っていた。しかし、その藤野は野村を上まわる得点をマーク。野村は0.07pts差で追走トーナメント進出を逃し、この単走決勝で競技人生を終えることとなった。

     大会終了後、野村の引退セレモニーが行われた。ここでは2006年にチャンピオン争いをした熊久保氏との追走が予定されていたが、ウォームアップ走行で野村のマシンのサスペンションアームが破損してしまい、走行不能に。それでも満員の観衆から野村にねぎらいの拍手が送られた。

    ■野村選手コメント

    .
    2018年シーズンでD1グランプリから退く野村謙

     1本目は今回初めてまともに走れた感じ。ちょっとお客さんのほうをチラチラ見てしまったな。気になって。みんな手を振ってくれて、嬉しかったな。2本目もそうだった。

     2本目の方がよかったのかどうかは分からないけど、楽しく走れたですよ。最後はもう「好きに走らせて」っていって、クルマも腕もあれが目一杯ですね。

     まぁ、最後2本気持ちよく走れてよかったな。トラブルで走れんっていうのが一番嫌だったので。メカニックも文句言いつつやってくれて。最後はいいチームだったな、と。

     みなさんのおかげで楽しい18年間を過ごせました。でも、オレもこれで第4の人生くらいの始まり。また違う世界で、誰かをざわつかせたいと思います! 寄席とか出とるかもしれん(笑)。

    ■PACIFIC RACING TEAM DUNLOP 村山悌啓選手(車両:NACガールズ&パンツァーS14激☆メガテックIK)


    最終成績:単走決勝敗退(21位)

    ■レポート


     D1GP第8戦、金曜日に行なわれた2回の練習走行。村山は1回目の走行から、ギヤ比が合っていない場所があったため、ファイナルギヤを変更して2回目の走行を迎えた。しかし、早々にクラッチの滑りが発生してしまい、金曜日の走行は終了となった。

     翌日の土曜日には、単走決勝前に1回だけチェック走行が行われる。村山のクラッチは新品なので、ここで無理をするとクラッチをまた滑らせてしまう。クラッチのナラシをしつつ走りを仕上げるという難しい作業が強いられた。それでも村山は98点台の得点を出し、多少クラッチの滑りは感じながらも、まずまずの手ごたえでチェック走行を終えた。

     そして迎えた単走決勝。1本目、村山は高い車速からいい振りを見せて1コーナーに飛び込み、走りをまとめた。しかし、今回のコースには落とし穴があった。お台場特設コースには、通常のサーキットのような縁石がない。しかも今回は1コーナーが外周ではなく、インフィールドのため、コースが見えづらく、距離感が掴みにくかったのだ。そのため、1コーナーでアウトにはみ出してしまう選手が続出した。村山も同じく、1コーナーで大きくはみ出してしまって、-7点の減点を受け、91.17点という低い点数になってしまった。2本目の走行では、だいぶ抑えた走りをしたが、それでも1コーナーでわずかにタイヤがはみ出し、やはり-2の減点。得点は94.67点にとどまり、追走トーナメント進出は果たせなかった。

     村山の第8戦の結果は21位。シリーズ順位も21位で今シーズンを終えることになった。
    .
    NACガールズ&パンツァーS14激☆メガテックIK

    ■村山選手コメント


     1本目は、自分的にはいい走りだったと思います。ただ、コースが狭かった……。ぎりぎり止められるか、出ても1本ぐらいのつもりで、ちょっと一か八か感があるのはわかって行ったんですけど、路面が思ったより食わなかったです。それをぜんぶ踏まえて、2本目は無難に行こうと思ったんだけど、でも出ちゃいました。線が見えないんですよね。だからもう「このへんで振る」っていう感覚だけで走ってるんで。目標物がないとうまく走れないみたいです。頑張ったんですが……またちょっと修行してきます。

     これで2018シーズンは終わりですが、痛車を何年もやってきて、ガルパンファンの方が応援してくれるようになったりとか、もともとD1とかレース関係を知らないお客さんもたくさんサーキットに足を運んでくれてるんで、出来るなら来年もまた同じ体制でやっていきたいと思っています。また来年がんばりたいと思います。

    <チーム情報>※D1GP公式HPより抜粋
    ゼッケンNo.3
    車種:日産スカイラインER34
    車両名:「NAC R34 DUNLOP BRIDE」
    ドライバー:野村 謙 Ken Nomura
    車両メンテナンス:URAS

    ゼッケンNo.14
    車種:日産シルビアS14前期型
    車両名:「NAC ガールズ&パンツァー S14激☆メガテックIK」
    ドライバー:村山悌啓 Tomohiro Murayama
    車両メンテナンス:Auto Garage MEGATECH / 中日本自動車短期大学
    協力:©GIRLS und PANZER Finale Projekt

    <PACIFIC RACING TEAM>
    2009年に結成された名古屋市東区を拠点とするレーシングチーム。現在の参戦カテゴリは「SUPER GT300クラス」「D1 Grand Prix」。個人から少額で出資を募る『個人スポンサー制度』を業界に先駆けていち早く導入している。2011年〜12年「侵略!?イカ娘」、2013年「攻殻機動隊ARISE」、2014年〜15年「ラブライブ!」、2015年〜「ガールズ&パンツァー」など多数の人気アニメとタイアップ実績を持つ。

    <関連サイト>
    ◆PACIFIC×ガールズ&パンツァー オフィシャルサイト .
    ◆PACIFIC RACING TEAM オフィシャルサイト .
    ◆ガールズ&パンツァー オフィシャルサイト .
    ◆D1 GRANDPRIX オフィシャルサイト .
    ◆中日本自動車短期大学 .

    .
     

Comments

Discussion in 'News and Articles' started by Auto News, Nov 8, 2018.

Share This Page